NT東京2023に出展しました(Shigezone番外編)

Shigezoneの売り場からの番外編として、NT東京2023へのShigezoneブース出展を手伝ったので、その様子を紹介します。NT東京2023は、2023年11月4日と5日に科学技術館1Fの催事場で開催されました。NTというのは、「なんか作ってみた」の略で、もともとニコニコ技術部から生まれたムーブメントです。NT○○と題したイベントが各地で行われていますが、東京での開催は久しぶりになりますFabGL

Maker Faireにも似ていますが、Maker Faireに比べると商売っ気がなく、あくまで個人やサークルで作ったものを見てもらい、ものづくり仲間との交流を深めることが主旨のイベントです。入場無料なので、思い立ったら気軽に見に行けることも魅力です。

和気あいあいとしたイベントで、規模感もそこまで大きくはない

もともと私は取材というか見学にいくつもりだったのですが、いろいろあって当日のShigezoneブース設営と説明・販売対応も手伝うことになりました。といっても私がShigezoneブースにいたのは、初日の午後2時くらいまでで、その後や2日目はまた別の方がブースを担当していました。

NT東京2023のShigezoneブースの目玉が、Shigezoneオリジナルのマイコンボード3種類です。一つ目は、「FabGLボード」で、ESP32を搭載したレトロPCのエミュレーターボードです。レトロOSをそのまま動かすことが可能です。ブースでは、MS Windows 3.0英語版を動かしていました。価格などは未定ですが、基板付きの書籍として販売する予定とのことです。

「FabGLボード」は、アナログRGB出力(VGA出力)とPS/2キーボード端子、PS/2マウス端子を搭載

2つめのマイコンボードがArudino Uno互換の「Shigeduino Unyo」(シゲデュイーノ ウニョ)です。こちらは、自分でハンダ付けをして組み立てるキットとして販売されます。NT東京2023の会場でも2,200円でテスト販売が行われました。簡単に組み立てられるように、あえてDIPのマイコンや表面実装ではないパーツを使っています。

3つめが、広いユニバーサル領域を持つ「Shigeduino Unyo Universal」です。こちらも近日発売予定となっております。

さらに、秋葉原の店舗でも人気のRP2040マイコンボードやサーボモーター、USBシリアルなどの販売も行いました。ツイ廃液晶Neoもイベント限定特価として1万1,800円で販売されました。会場での決済はQRコードのみでしたが、サーボモーターやRP2040マイコンボードもよく売れていました。

レトロPCを再現する「FabGLボード」は、やはり比較的年齢が高い層に興味をもっていただいたようです。

その他、NT東京で気になった展示の写真をいくつか挙げます。「MaSiRoプロジェクト」やらびやんさんなど、Maker Faireでもお馴染みの方々も出展されていました。家族連れも多く、皆楽しそうに展示を見たり、体験していたことが印象に残りました。

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Shigezoneの売り場からの番外編として、NT東京202…