サードウェーブ、AI向けワークステーションを含む9製品を発売

サードウェーブは、2024年7月3日、AI向けワークステーションを含む9製品の新製品発表会を行いました。その様子をレポートします。

発表会ではまず、株式会社サードウェーブ取締役最高執行責任者 副社長執行役員の井田晶也氏が登壇し、以下のように今後の戦略について説明しました。「サードウェーブは来期から法人向け事業を強化する。その中でも注力するエリアが、CAD、ゲーム開発、映像制作の3つで、コンシューマ市場で培った技術力とサービスを駆使して革新的なソリューションを提供する」

株式会社サードウェーブ取締役最高執行責任者 副社長執行役員の井田晶也氏
CAD、ゲーム開発、映像制作の3つのエリアに注力する
コンシューマ市場で培った技術力とサービスを駆使して革新的なソリューションを提供する
様々なニーズに対応した製品ラインアップを用意する

次に、ゲストとしてNVIDIA日本代表兼米国本社副社長の大崎真孝氏が登壇し、次のようにコメントしました。「サードウェーブの皆さん、40周年おめでとうございます。今回発表されたraytrekの製品にはNVIDIAのプロフェッショナル向けのRTX 6000 Adaが搭載されています。RTXという製品は、コンテンツ、ゲーム、シミュレーション、AIまで処理することができる、ものすごく柔軟で高性能なプラットホームです。サードウェーブ様はこれまでNVIDIAのGPUを搭載したゲーム向けPCを多数販売されてきましたが、そのノウハウを活かした法人向け製品が出ることには大きな意味があります。一言でいいますと、raytrekはAIの民主化を先導するような製品になると思います」

NVIDIA日本代表兼米国本社副社長の大崎真孝氏
NVIDIAの事業領域はグラフィックス、HPC、AIの3つである

続いて、2人目のゲストとしてインテル代表取締役社長大野誠氏が登壇し、次のようにコメントしました。「皆様ご承知の通り、サードウェーブ様は、ハイエンドデスクトップ業界あるいはゲーミングPC止業界では常に先頭を走っている企業です。もはやゲーム業界でGALLERIAというブランドを知らない人はいないでしょう。今後はさらに法人向けPCやワークステーションに注力されるということで、弊社としても大きな期待感で一杯です。今回のraytrekブランドの製品にはインテルのAIの処理に特化したNPUを搭載したCore Ultraが採用されています。Core Ultra搭載PCはすでに世界で800万台出荷されており、年末には4000万台を突破する見込みです。弊社は、サードウェーブ様と法人向けAI PCあるいはワークステーションのコラボレーションを通じて、日本のPC市場の活性化を共に進めていきたいと思っております」

インテル代表取締役社長大野誠氏

登壇した3人によるフォトセッション後、サードウェーブ 法人企画・マーケティング統括本部 統括本部長 上席執行役員 宮本琢也氏による新製品の説明が行われました。

フォトセッション
サードウェーブ 法人企画・マーケティング統括本部 統括本部長 上席執行役員 宮本琢也氏

宮本氏はまず、raytrekブランドのワークステーション2機種を紹介しました。「raytrek Workstation X2630」はインテルのXeon搭載ワークステーションで、ビデオカードを2枚搭載することができます。「raytrek Workstation N8630」は、さらに上位となるワークステーションで、AMDのRyzen Threadripper Proを搭載し、ビデオカードを最大4枚搭載可能です。RTX 6000 Adaを4枚搭載すれば、LLMなどの学習も可能になります。

Xeon搭載の「raytrek Workstation X2630」のスペック
Ryzen Threadripper Proを搭載し、ビデオカードを最大4枚搭載可能な「raytrek Workstation N8630」のスペック

次に宮本氏は、raytrekブランドのノートPC2機種を紹介しました。「rayterk R6-MT」は、Core Ultra搭載の16型ノートPCで、GPUとしてGeForce RTX 4060 Laptopを搭載した高性能ノートPCです。「raytrek A4-M」は、Core Ultra搭載の14型ノートPCで、単体GPUは搭載していませんが、重量が1.5kgと軽く、携帯性に優れています。

Core Ultra搭載のノートPC「raytrek R6-MT」のスペック
Core Ultra搭載のノートPC「raytrek A4-M」のスペック

続いて、宮本氏は1.92Lの超小型筐体を採用した「THIRDWAVE HGシリーズ」を紹介しました。小型筐体ながらも最大4画面出力が可能で、サイネージや駅中や店舗などでの監視用途など、様々な業務シーンにマッチします。

超小型PC「THIRDWAVE HGシリーズ」
「THIRDWAVE HGシリーズ」を手にする宮本氏

その他同時に発売される「THIRDWAVE F-14MTL-B 法人モデル」や「THIRDWAVE DX-M7L-B 法人モデル」、「raytrek R5-RL5R」、「raytrek R5-RL6R」についても簡単に紹介が行われました。

同時に発売されるその他の製品

次に、製品サポートについて説明が行われました。法人向けのデスクトップPC/ノートPCでは、通常のセンドバックだけでなく、オプションでオンサイトも利用でき、ワークステーションでは3種類のオンサイトサービスが用意されています。

法人向け製品はオンサイト保証も用意されている

宮本氏は最後にサードウェーブのAIへの取り組みについて説明しました。サードウェーブは、LLMや画像認識などのAIをユーザーが簡単に業務に組み込めるようするためのツールを開発しており、AIの導入支援なども行っていきたいとのことです。

会場には今回発表された新製品が展示されていました。その様子を紹介します。

raytrek Workstation N8630
raytrek Workstation X2630
THIRDWAVE F-14MTL-B 法人モデル
THIRDWAVE DX-M7L-B 法人モデル
raytrek R5-RL6R
raytrek R5-RL5R
raytrek A4-M
rayterk R6-MT
THIRDWAVE HG5024
THIRDWAVE HG5024を液晶ディスプレイの背面に装着したところ
THIRDWAVE HG5024の背面

サードウェーブは、2024年7月3日、AI向けワークステーシ…