リアルに動く恐竜が15頭も登場! 恐竜ライブエンターテインメント「DINO SAFARI GIGANT」が開催
by 石井英男
2023年8月10日~27日の週末に、横浜、仙台、大阪の3都市で、恐竜ライブエンターテインメント「DINO SAFARI GIGANT」が開催されます。横浜では8月10日~13日に、ぴあアリーナMMで開催されますが、初日のオープニング公演を見てきたのでその様子をご紹介します。
公演に先立って、オープニングセレモニーが開催され、DINO SAFARI GIGANTを主催する株式会社ON-ART代表取締役の金丸賀也氏や、サファリガイドとして公演に登場する樋口日奈さんらが挨拶を行いました。ON-ARTでは2011年から恐竜ライブエンターテインメント「DINO-A-LIVE」を開催していますが、回はその集大成となる作品で、過去最多となる10種15頭の恐竜が登場します。その恐竜の一体、「パキケファロサウルス」も登場しました。ちなみに、DINO SAFARI GIGANTに登場する恐竜はリアルな生物の動きを再現するロボット技術「アニマトロニクス」と人間が中に入って操演する着ぐるみを組みあわせたもので、非常にリアルで迫力のある動きが魅力です。


横浜公演では、恐竜をすぐそばで体験できる迫力のアリーナ席と、ゆったり全体を見渡せるスタンド席が用意されており、アリーナ席は裸足で芝生に座って観賞できる芝アリーナ席と椅子に座って干渉できる丘アリーナ席があります。芝アリーナ席は恐竜好きの子どもを連れた家族で満席でした。

恐竜は大きく草食恐竜と肉食恐竜に分けられますが、DINO SAFARI GIGANTではその両方が登場し、肉食恐竜が草食恐竜を襲ったり、肉食恐竜同士の喧嘩のシーンなども見ることができます。
案内役のサファリガイドが、恐竜の名前を教えてくれますので、恐竜を余り知らない人でも楽しめますが、多くの子どもたちが恐竜が登場する度に「アンキロサウルスだ!」などと大声で叫び、盛り上がっていました。
詳しいストーリーはネタバレになるので割愛しますが、さまざまな恐竜が登場し、1時間の公演があっという間に感じました。長さが13mにもなるブラキオサウルスも登場しますが(ブラキオサウルスの成獣は25m程度になるので、ここで登場するブラキオサウルスは子どもという設定)、どの恐竜も動きが素晴らしく、見事でした。ジュラシック・パークやジュラシック・ワールドが好きな人には特におすすめしたい公演です。また、恐竜がすぐ目の前までやってくるため、泣き出す子どももいましたが、多少泣いている子どもがいても公演の邪魔になるようなことはないので、安心して子連れで鑑賞できます。




クライマックスでは多くの恐竜が一度に登場して縦横無尽に動き回ります。
アリーナの外には恐竜グッズなどを販売する物販エリアや、恐竜すくいゲームや化石発掘体験が行えるワークショップエリア、コラボメニューがいただけるコラボカフェも用意されています。






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