Pixel Watchを399円のメタルバンドに交換してみた

GoogleのPixel Watch、非常に便利で毎日利用しているのですが、標準のシリコンベルトは装着が少し面倒。もっとさくっと身につけたいということで、メタルバンドに交換してみました。

ただ、純正のメタルバンドは2万5800円と非常に高価。Pixel Watch本体が3万9800円(Google創立25周年キャンペーン中なら25%オフの2万9850円)ということを考えると、このメタルバンド買うくらいなら、もう1本Pixel Watchを買いたいと思ってしまうのは筆者だけではないでしょう。

純正のメタリリンクバンド。品質はいいのだろうと思いますが、いかんせん高い

ということで、購入したのはサードパーティのメタルバンド。その価格はなんと399円。最初、Amazonで見つけたときはなにかのミス、あるいは取付部のアダプタのみかと思ったのですが、ちゃんとベルトごと送られてきました。

正直、注文時は半信半疑でしたが、ちゃんと届きました

なお、筆者が購入した製品は執筆時点で売り切れとなっていますが、色違いと思われるものが399円で販売されていました。また、おそらく同じと思われる製品も2000円前後で売られています。

肝心の製品ですが、コマ間のガタツキが少し大きい気もしますが、399円ということを考えれば十分に許容範囲です。

Pixel Watchへの取り付け部は、Apple Watchのように専用形状になっているのですが、この部分の精度もまずまずです。この部品だけで399円の元は取れそうです。

Pixel Watchの取付部だけでも399円の価値はありそう。なお、ベルトはバネ棒で簡単に外せます

メタルバンドなので、自分の手首周りに合わせてサイズ調整が必要ですが、割りピンを抜く工具が付属しているので、簡単に調整できます。私はコマを3つ抜きました。

付属の工具で割りピンを押し出すだけでコマは外せます

普通、メタルバンドの調整には専用工具でピンを押す出すのですが、こんなに簡単に抜けてしまうと耐久性が心配になってきます。ただ、購入して1ヶ月弱使っていますが、いまのところピンが抜け落ちてしまうこともなく、問題なく使えています。

なお、Pixel Watchは専用の充電アダプタで充電する必要があるため、ベルトがループ状になってしまうメタルバンドは充電が少々面倒……なのですが。3Dプリンタで充電台を作ったので問題はありません。

充電台の3DモデルはThingverseにあったUniversal Smartwatch Dockを使用しました

もちろん、純正品を使うに越したことはないのですが、価格が安くバリエーションが豊富なのがサードパーティ製品の魅力。中には使い物にならない製品もあったりしますが、今回のような掘り出し物が見つかることもあります。いろいろ試して、自分好みのものを探すのも面白いものです。

GoogleのPixel Watch、非常に便利で毎日利用し…