アナログゲームフェスタに行ってきました
by 石井英男
2023年9月9日に東京都立産業貿易センター台東館で開催された「アナログゲームフェスタ」に参加してきました。
アナログゲームフェスタは、名前の通り、アナログゲームの試遊即売イベントです。同種のイベントとしては「ゲームマーケット」が有名ですが、ゲームマーケットは規模が大きく、大手メーカーや店舗などが大きなブースを設置するなど、商業的な要素が強めなイベントなのに対し、アナログゲームフェスタは個人やサークルでの出展が中心で、ほとんどのブースで試遊卓が用意されており、売ることよりも遊んでもらうことが主眼になっています。
アナログゲームフェスタは今回で3回目の開催になりますが、ブース数は約130で、じっくり試遊しながら見て回るのにちょうどいい規模でした。



私が興味を持ったブースを紹介します。1UPのブースでは、「ぱくぱっくん 食べられる?」というアクリル板を使ったゲームと「ビッターズ」というカードゲームの展示や試遊が行われていました。ぱくぱっくん 食べられる?は、大きなモンスターみたいなぱくぱっくんを指ではじいて、エサを食べさせるゲームでカラフルでかわいいぱくぱっくんのデザインが印象的でした。ビッターズは遊びながら2進法や16進法を学べるゲームで、中高生の情報の学習にもなります。


架神恭介ワークスのブースでは、コマを飛ばして戦うボードゲーム「魔王大戦ブットバクラッシュ」やカードゲーム「はいどうぞゲーム」の展示や試遊が行われていました。魔王大戦ブットバクラッシュは、コマを板バネではじいて飛ばして、魔王の城を攻撃するというダイナミックなゲームです。


ガーデンゲームズのブースでは、「転々と市」「ヘルメスの流儀」「クイズ五七五」といったカードゲームの展示や試遊を行っていました。私も転々と市を試遊させてもらいましたが、ビギナーズラックか大勝してしまいました。


かもたゲームのブースでは、スピード系カードゲーム「ハナサクスピカ」とパスタを作らせるカードゲーム「パスタ作ったお前」の展示と試遊が行われていました。パスタ作ったお前を試遊しましたが、独特のプレイ感覚で面白かったです。



熊熊飯店のブースでは数字のないスピード系カードゲーム「8&7 Rush(バナナラッシュ)」やホビー関連の出来事を時系列順に並べる「アノコロの僕ら」の展示や試遊が行われていました。バナナラッシュはシンプルなスピード系ゲームですが、瞬時に判断してカードを出すのが楽しかったです。



オトシゴラボのブースでは、謎解きポストカードやオリジナルウミガメのスープ本「オトシゴのスープ」が展示されていました。


OXtA cubeのブースでは、ワードパズル三目ならべ「the ONE」と文字で遊ぶパズルキューブ「ワードマジックキューブ」の展示と試遊が行われていました。


SAKURA-GO-ROUNDのブースでは、金魚すくいをモチーフにした新作「金魚の和」と宇宙への椅子取りゲーム「THE SPACE」の展示や試遊が行われていました。金魚の和は、場に公開されているカードに書かれている金魚の数と同じ種類・数の金魚を2つのポイで相手より早くすくえば勝ちというゲームです。ルールがシンプルなので小さな子どもでも遊べます。



東京理科大学非電源ゲーム研究会のブースでは、「お支払いは、錬金で!」や「神様は乗り越えられる試練しか与えない」「トレジャーハンター ~双六×生存~」「サンスー教の儀式」といったボードゲームの展示や試遊が行われていました。お支払いは、錬金で!は、素材チップを集め、魔法陣にセットする事を目指すセットコレクションゲームです。


ドラタコのブースでは、アナログゲームには欠かせない各種ダイスが販売されていました。シンプルなダイスから、周期表ダイスやチェスダイス、フェンリルダイス、ゆるふわ神話ダイスといった、ユニークなデザインのダイスも揃っており、人気を集めていました。




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