MTGの新セット「ブルームバロウ」PRイベント開催
2024年8月1日、元祖TCG（トレーディングカードゲーム）として世界中でプレイされてる「マジック：ザ・ギャザリング」の新セット「ブルームバロウ」（8月2日発売）の発売を記念した報道陣向けPRイベントが開催されました。その様子をレポートします。
「マジック：ザ・ギャザリング」は、1993年にアメリカで発売された世界初のTCGで、全世界70以上の国や地域で、5000万人を超えるプレイヤーによってプレイされています。TCGというと、「遊戯王」や「デュエル・マスターズ」などを思い浮かべる人も多いと思いますが、「マジック：ザ・ギャザリング」以降に登場したTCGのほとんどが、「マジック：ザ・ギャザリング」の影響を受けているといっても過言ではありません。
「マジック：ザ・ギャザリング」の世界観は多元宇宙がベースで、さまざまな次元を渡り歩いてストーリーが展開していきます。今回の新セットは、「マジック：ザ・ギャザリング」で初めて登場する新しい次元「ブルームバロウ」を舞台にしています。「ブルームバロウ」は、住民すべてが動物の次元で、擬人化された動物の活躍を描く、マジック史上「最もかわいいセット」です。ハツカネズミや兎、カワウソなどさまざまな動物たちが力をあわせて、脅威に対抗するために、広い世界へ飛び出していきます。
PRイベントでは、動物の書籍を出すほど動物好きなことで有名な、お笑い芸人のアンタッチャブル・柴田英嗣さんとシンガー/カードゲームYouTuberの常盤ゆいさん、マジックのプロプレイヤーである行弘賢さんがゲストとして登場し、新セットの体験やトークセッションを行いました。
トークショーでは、柴田さんが動物に関する豊富な知識を披露し、「ブルームバロウ」の主人公の「メイブル」は、その特徴からチンチラではないかと語りました（実際はハツカネズミだということが後で柴田さんに伝えられてました）。
その後、プロプレイヤーの行弘さんのアドバイスのもと、常盤さんと柴田さんによるマジックの試遊が行われました。対戦は最初からではなく、ある程度進んだ盤面からで、お互いの残りライフは6という状態でスタートしました。柴田さんの盤面のクリーチャーが、常盤さんによってバウンス（手札に戻すこと）され、柴田さんは絶体絶命のピンチとなりましたが、返しのターンで相手のクリーチャーを1体選んで自分のコントロール下にするカードを引き、逆転で柴田さんが勝ちました。
マジックの試遊後、柴田さんが「ブルームバロウ」のプレイ・ブースターを1パック開封しました。すると、中から柴田さんがコスプレしていた主人公「メイブル」のカード「岩山炎の後継者、メイブル」が出てきました。このカードのレアリティは「レア」で、1パックにレアか神話レアのカードが1～4枚入っているのですが、レアは全部で60種類、神話レアは20種類あるので、1パックだけ開けて「岩山炎の後継者、メイブル」を引く確率はかなり低いのですが、さすがの引きの強さです。
続いて、常盤さんが、「ブルームバロウ」のコレクター・ブースターを1パック開封しました。コレクター・ブースターは、コレクター向け製品で、コレクター・ブースター限定の特別な仕様のカードが封入されています。なんとこちらからも、レイズド・フォイル仕様の「アニメ」ボーダーレス版「岩山炎の後継者、メイブル」が出ました。レイズド・フォイル仕様の「アニメ」ボーダーレス版カードは、3.6％の確率でコレクター・ブースターに入っており、全部で21種類あるので、1パックだけ開封してレイズド・フォイル仕様の「アニメ」ボーダーレス版「岩山炎の後継者、メイブル」が出る確率は、約0.2%になります。開封した常盤さんもとてもびっくりしていました。
2024年8月1日、元祖TCG（トレーディングカードゲーム）…