親子で挑むゼルダの伝説 第1章「秘密の誓約」
by 中山のりお
「ゲームを進めるにあたって、まずはルール(協定)を決めようか。」
こんにちは、ブロガー・ライターかつ日頃はDX推進企業のマーケティングを本業としている中山のりお です。
最初のセリフは、8歳の息子と「ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム(以下ティアキン)」を進めて行くにあたって、最初に行われた話し合いの一コマです。小学生の子供といっしょにストーリー性のあるゲームを進めるには、どうしたらいいのか?そんなことを模索しながら進めている様子をお届けします。
お互いが嫌な思いをしないため、ある決まりをつくった
息子はここ半年ほどゼルダにご執心。前作「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド(以下ブレワイ)」もクリアできるほどにたしなんでいますが、基本的にゼルダは「いっしょにプレーしてほしい」タイプ。特にゲーム初期でまだ慣れない段階や、読めない漢字が出てきたときなどにヘルプを求められることが多く、彼がプレーするときはたいてい横で見ているというスタイルになっています。あのライネルでさえほぼノーダメージで対処できるにもかかわらず、ボコブリンが数匹固まって出現しただけで「怖いから代わって〜」とかわいいところがあったりします。
さて、ティアキンです。
ーーーここからはティアキンのゲーム序盤に関わる記述が入りますーーー
ーーーここからはティアキンのゲーム序盤に関わる記述が入りますーーー
ーーーここからはティアキンのゲーム序盤に関わる記述が入りますーーー
ブレワイの時は私がゲームをクリアしてから息子が攻略をスタートしたため、息子がいくら攻略YouTubeを見ようとも影響が無かったのですが、今回は同時にスタートということもあって、私が恐れたのは「息子が視聴するYouTubeから入ってくるネタバレ」でした。

昔から「ゼルダは攻略サイト無しでクリアしたい!」という意向が強いこともあって、今回も自力でクリアしていきたい私に対し、息子は「わからないことがあればYouTubeを参考にすればいいじゃない、クリアできなくてもやもやする方が嫌」という割り切ったタイプ。この現代っ子め!と思わずにはいられませんが、仕方が無いです、この情報過多のご時世ですからね。
ということで、まずは息子とYouTubeの攻略動画に関する協定を結びました。内容は「ネタバレしそうな動画はなるべく見ない。見る場合には自分だけが見られる環境で視聴する」というものです。息子はさっそくゲーム開始前から空島の3つの祠の攻略動画〜その先の展開を見ていたようですから、この協定のおかげで、YouTubeに数多あるティアキンネタバレ動画から身を守ることができました。
自由度が高すぎるがゆえの・・・
ネタバレ動画に対する協定を作ったあとは、お互いの進行状況によるネタバレについてのルール作りです。ご存知の通り、ブレワイもティアキンも自由度が大変に高く、なんならスタート直後にラスボスに挑みに行くことだってできてしまうくらいに、攻略の順番が求められません。とはいえスタンダードな進め方(ストーリー進行)はあるので、そのあたりの協定を結びました。
その結果「お互いがどれくらい(ストーリー的に)進んだかはネタバレしないように気をつけて共有する」というルールが出来ました。また、息子の進行については依頼があれば私が手伝う(例:難しい祠をクリアする、強敵を倒す)ことになっているのですが、私のネタバレになってしまうような手伝いはしない、というルールも決めました。ただし祠はストーリーと切り離されているので、どの時点でも手伝いOKにしました。
という感じで、まずはお互いが気持ち良くゲームをするためのルール作りからはじまったティアキン。どんな感じで子供と進行させていったかは、引き続きレポートしたいと思います。
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